大村ひであきブログ

Archive for July 5th, 2024

2024-07-05 のつぶやき

Friday, July 5th, 2024
  • ①7月3日から10日までの8日間、スタートアップ支援や水素エネルギーの活用、文化芸術交流など、幅広い分野で海外との連携強化を図ることを目的に、ポルトガル共和国のリスボン市とスペイン王国のマドリード州を初訪問します。
  • ②現地7月4日午後3時から、ポルトガルのエネルギー企業「EDP」を訪問しました。 「EDP」は、グループ企業に、再生可能エネルギー発電所の設計・運営等を行う「EDPRenewables」や洋上風力発電所設置プロジェクトに参画する「OCEAN WINDS」を持ち、再生可能エネルギー発電に積極的に取り組んでいます。
    https://x.com/ohmura_hideaki/status/1809135440479576217
  • ③モニカ・ガメイロCEO付チーフ・スタッフからは、「EDPの発電の97%は、風力、太陽光等の再生可能エネルギーであり、世界的に持続可能な企業と認識されている。EUのほか、南北アメリカや日本を含むアジア諸国にも積極的に投資しており、日本への投資をさらに増やしていきたい。」と説明がありました。
  • ④私からは、愛知県における再生可能エネルギーの取組について紹介し、愛知県にある(株)JERAでは、石炭火力発電所の燃料をアンモニアに転換する、世界的にも最先端の取組を進めていることや、今年度から、企業と連携して、浮体型では日本最大級の洋上風力発電の実証に取り組むことを説明しました。
    https://x.com/ohmura_hideaki/status/1809135450009055723
  • ⑤「EDP」のモニカ・ガメイロCEO付チーフ・スタッフ、EDPのグループ企業「EDPRenewables」と「OCEAN WINDS」の皆様と。
    https://x.com/ohmura_hideaki/status/1809135460540895630
  • ①続いて午後4時30分から、エネルギーの効率化等に取り組むポルトガルの公益機関「ポルトガル共和国エネルギー庁(ADENE)」を訪問し、ブルーノ・ヴェローゾVicePresident始め「ADENE」の皆様と面談を行いました。
    https://x.com/ohmura_hideaki/status/1809135696755720419
  • ②面談では、まず、ヴェローゾVicePresidentから、建築物のエネルギー性能を評価する認証制度や水利用の効率化、再生可能エネルギーに対する青少年の理解促進を図る「ADENEアカデミー」など、「ADENE」の取組についてご説明を頂きました。
  • ③私からは、愛知県でも、ZEB(快適な室内環境を実現しながらエネルギー収支「ゼロ」を目指した非住宅建築物)を重視するとともに、矢作川・豊川などでは水循環をキーワードに再生可能エネルギー等の導入を進めていることなどを紹介し、「ADENE」と同様の課題に取り組んでいることを説明しました。
  • ④また、私から、世界的な課題として、「新しい環境基準に沿った建築物はもちろん、新基準が適用されない古い建築物のエネルギー効率化は早急に解決すべきである。また、世界的に整備が進むデータセンターでは、生成AIの利用増加に伴い、大量の電気使用と高い廃熱が課題となる。」と申し上げました。
  • ⑤これに対し、ヴェローゾVicePresidentからは、「廃熱を再利用することも検討している。」との発言があり、「ADENE」の皆様と、こうした新たな課題への対応の方向性について議論しました。
  • ⑥ブルーノ・ヴェローゾVicePresident始め「ポルトガル共和国エネルギー庁(ADENE)」の皆様と。 「ADENE」の取組や意見交換の内容を参考にしながら、今後も、愛知における水素・再生可能エネルギー導入の取組を一層推進して参ります。
    https://x.com/ohmura_hideaki/status/1809135918282068002
  • ①午後7時半から、ポルトガル共和国外務省を訪問し、パウロ・ランジェル外務大臣と面談を行い、続いて、愛知県とポルトガル共和国外務省との間で、「友好交流・相互協力に関する覚書(MOU)」を締結しました。
  • ②面談の冒頭、ランジェル外務大臣から、「ポルトガルと日本の交流が始まって480年が経つ。歴史を積み重ねてきた日本から訪問して頂き、大変嬉しく思う。これからも友好をさらに重ねていきたい。」と、歓迎の言葉を頂きました。
    https://x.com/ohmura_hideaki/status/1809136253780308326
  • ①午後7時半から、ポルトガル共和国外務省を訪問し、パウロ・ランジェル外務大臣と面談を行い、続いて、愛知県とポルトガル共和国外務省との間で、「友好交流・相互協力に関する覚書(MOU)」を締結しました。
  • ②面談の冒頭、ランジェル外務大臣から、「ポルトガルと日本の交流が始まって480年が経つ。歴史を積み重ねてきた日本から訪問して頂き、大変嬉しく思う。これからも友好をさらに重ねていきたい。」と、歓迎の言葉を頂きました。
    https://x.com/ohmura_hideaki/status/1809136253780308326
  • ③これに対し、私からは、「ポルトガルには、トヨタ、デンソー、カゴメなど愛知県の企業10社が進出している。愛知県では、近年、スタートアップの育成に力を入れており、今後も経済面で交流を重ねていきたい。」と申し上げました。
  • ④また、「愛知は伝統的な陶磁器の産地で、ポルトガルのアズレージョ(タイル)の展覧会も開催されたことがある。現代アートにも力を入れており、2022年の国際芸術祭では、ポルトガルのレオノール・アントゥネス氏の作品も展示した。今後、文化面で人材交流等の連携を進めていきたい。」と提案しました。
  • ⑤さらに、私から、9月の「ワールドスキルズ・インターナショナル(WSI)」の総会で開催地が決定する「2028年技能五輪国際大会」について、日本・愛知が開催地に立候補していることをお伝えし、誘致実現に向けた支援をお願いしました。
  • ⑥面談後に開かれた、愛知県とポルトガル共和国外務省との「友好交流及び相互協力に関する覚書(MOU)」の締結式では、外務大臣立会いのもと、ヌノ・サンパイオ外務・国際協力担当副大臣とMOUに署名しました。 今後、芸術文化を始め様々な分野で、ポルトガルとの交流・連携を一層深めて参ります。
    https://x.com/ohmura_hideaki/status/1809136270330986693