2024-08-22 のつぶやき
2024/8/22 - PM11:59-
①現地8月21日午前10時25分から、シンガポール国立大学(NUS)を訪問し、タン総長と面談しました。 私からまず、2018年8月に愛知県とNUSの間で「科学技術分野における連携協力に関する覚書」を締結して以降、様々な連携事業を実施頂いていることに対し、感謝を申し上げました。
- ②また、今年10月にオープンする「STATION Ai」に、NUSのスタートアップ支援施設「BLOCK71」の日本初の支援拠点「BLOCK71 NAGOYA」が開設されることから、「開設を契機に、NUS発スタートアップの日本展開支援や、県内スタートアップの東南アジア展開支援などを強化していきたい。」と申し上げました。
- ③続けて、私から、「STATION Ai」のオープニングイベントへの出席を要請したところ、タン総長からは、「オープニングセレモニーにご招待頂き、感謝申し上げる。ぜひ出席したい。」との回答を頂きました。
- ④また、タン総長からは、「BLOCK71については、東南アジアではインドネシアやベトナムにも拠点があるが、さらに拠点を拡大させていく予定である。それらの国々と日本を結び付け、グローバルなネットワークを構築していきたい。」との発言がありました。
- ⑤さらに、タン総長からは、「未来を担う人材の育成も重要である。NUSの学生を愛知県の企業にインターン生として派遣するとともに、愛知県の学生をNUSのサマープログラムに受け入れているが、今後も、こうした相互の人材育成を拡大していきたい。」との発言がありました。
- ⑥これを受け、私からは、「人材交流は、双方向で実施することが重要であり、多くの学生が参加できるよう支援していきたい。今後もNUSとしっかりと連携しながら、グローバルなネットワークを構築していきたい。」と申し上げました。
https://x.com/ohmura_hideaki/status/1826507898677260629 - ⑦また、来年6月に愛知で開催される国際的な産業展「AXIA EXPO 2025」では、アジア諸国の企業等に出展頂くためのブースを設置する予定であり、私から、「NUS発スタートアップにも出展をご検討頂きたい。」と要請したところ、タン総長からは、「前向きに検討したい。」とのお言葉を頂きました。
- ⑧シンガポール国立大学のタン・エン・チャイ総長と。 10月の「STATION Ai」のオープニングイベントで、ご一緒できることを楽しみにしています。 今後も、スタートアップ支援など様々な分野で、シンガポール国立大学としっかりと連携して参ります。 シンガポール国立大学にて。
https://x.com/ohmura_hideaki/status/1826507918654800169 - ①続いて午後0時40分から、財務省にて、ヘン副首相と面談しました。 3回目の会談の実現を喜び合った後、私からまず、愛知県とシンガポール国立大学(NUS)との関係について、2018年の「科学技術分野の連携協力に関する覚書」締結以降、スタートアップの分野などで連携を進めていることをご説明しました。
https://x.com/ohmura_hideaki/status/1826518056077861304 - ②また、今年10月にオープンする日本最大のスタートアップ支援施設「STATION Ai」には、NUSのスタートアップ支援施設「BLOCK71」の日本初の拠点が設置されることを紹介し、「STATION Aiのオープン後も、更に連携を強化していきたい。」と申し上げしました。
- ③これに対し、ヘン副首相からは、「NUSと愛知県がこれまでに良いコラボレーションをしてきたことは聞いている。BLOCK71を始め、スタートアップの分野で連携が進んでいることは大変重要なことである。」との発言がありました。
- ④これを受け、私からは、「イノベーションやスタートアップの分野では、シンガポールが東南アジアNo.1であり、貴国やNUSから学ぶことがとても多い。イノベーションやスタートアップの分野で連携していくことはとても重要なことであり、これからも連携を深めていきたい。」と申し上げました。
- ⑤また、「STATION Aiでは、最終的には、1,000社のスタートアップ企業の入居を目標としている。入居する企業の分野は、デジタル、IT、モビリティ、ヘルスケア、農業、環境、新エネルギーなど多岐に渡る。STATION Aiを中心にイノベーティブなスタートアップを生み出していきたい。」と申し上げました。
- ⑥さらに、ヘン副首相からは、「トヨタ自動車やデンソーなど多くの企業がアジア地域の統括会社を構え、多くの投資をして頂いている。最近では、高齢化社会や生産年齢人口の減少が進んでおり、ロボティクスの分野が特に重要で、ロボットの活躍が期待される。」として上で、次の2つの要望を頂きました。
- ⑦ヘン副首相からは、「日本企業によるシンガポールやASEANへの投資と技術の提供」と「イノベーション分野の継続的なサポート」の2つを要望頂き、「高齢化や少子化は東アジア全体で取り組むべき課題であり、愛知とは、こうしたグローバルな課題を一緒に解決していきたい。」との発言がありました。
- ⑧これに対し、私から、主要なロボティクス関連企業はすべて愛知県に立地していることや、愛知県にある国立長寿医療研究センターでは、県の仲介により、NUSと連携して共同プロジェクトが進められていることなどを紹介しました。
- ⑨そして、「国立長寿医療研究センターは、老年医学の分野では日本国内の主要な大学と全てネットワークしており、そのレベルは世界一である。また、ロボティクス関連企業とも提携しており、高齢者医療に関わるロボットに関して、名古屋大学、NUS等と共同研究を進めている。」と申し上げました。
- ⑩また、面談では、「2028年技能五輪国際大会」の誘致についても触れ、「9月のWSI総会では、加盟国の投票で開催国が決定される。ご支援をお願いしたい。」と申し上げたとろ、ヘン副首相から、「ぜひ支援させて頂く。」と心強いお言葉を頂き、今後も両国の発展に向けて協力していくことを確認しました。
- ⑪ヘン・スイキャット シンガポール副首相、シンガポール国立研究財団のベ・キアン・テイクCEO、リー・ウェイ・ヤン首席秘書官と。 面談にご同行頂いた、中部経済連合会の宮本常務理事、ジェトロ名古屋の平野所長と一緒に。 シンガポール財務省にて。
https://x.com/ohmura_hideaki/status/1826518090668277875
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