大村ひであき活動レポート(2010年3月26日号)
2010/3/26 - PM6:03【民主党が強行採決を連発! 財源なきバラマキ、亡国政権と断固対決!】
○3月12日(金)、民主党が子ども手当法案、高校無償化法案を相次ぎ強行採決。
大村は、厚生労働委の筆頭理事として、徹底審議を主張し、自民党だけで8人の論客を質問に立て、質疑・演説・討論を行い、午前中の質疑時間を大幅にオーバーして午後に。
最後は、民主党が動議でもって質問を強制的に打ち切り、絵に描いたような強行採決を。
○大村も質問に立ち、以下の点を中心に徹底追及。
- 「親が使って子どもが将来倍返し」これが子ども手当の正体だ。財源なきバラマキを5.4兆円も。防衛費、教育費より多い額。すべて赤字国債で子どもへのツケ回し。
- 外国人の子どものデータが国内、国外ともにまるでない。英仏独は国内の子どもだけとしている。これで国民の理解が得られるのか。
- 2.6万円の根拠もなく、議論の基礎となるデータもまるでない。一年かけて与野党で協議機関を作って現金支給と子育てサービスのあるべき姿を議論すべきではないか。
→ しかし、何らの回答もなし。
○委員会終了後、TVインタビューに答えて「これだけ大事なものをデータも議論もなく強行採決。財源も何もない。日本が財政破綻に進む、まさに入口だ。」と批判。
○その後、夕方、東京・有楽町駅前にて街頭から谷垣総裁を交えて反対のアピール。「財源なきバラマキ。参院選のためだけのバラマキ。子どもへのツケ回し。国を亡ぼす鳩山亡国政権と断固闘う!」と宣言。
【テレビ朝日「やじうまプラス」出演 ◆3月19日(金)7時20分過ぎ~】
○「子ども手当」について、民主・小宮山洋子議員と出演、議論。
大村からは、
「国会の議論では問題が噴出。外国人の子どものデータもない。1年後には、本国にいる子どもの支給を見直すというなら何故今修正しないのか。2.6万円の根拠もまるでない。元々民主党は1.6万円で3兆円と言っていた時は所得税・住民税控除の見直しなどでつり合っていたが、小沢さんになって選挙対策でいきなり6兆円の倍になり、根拠がまるでなくなった。5兆円もの巨額の財源もメドがない。私は、1年かけて与野党で協議機関を作って現金給付と保育サービスのあるべき姿を検討しようと提案したがゼロ回答。データも示さず議論にフタをして強行採決。何故そんなに急ぐのか。まさに参院選目当てのバラマキに他ならない。」
と強く指弾。
【「安心社会研究会」をスタート】
○安心あっての成長。国民の不安を取り除くだけではなく、さらに踏み込んで安心社会をつくる。「安心と活力」の好循環を通じた、21世紀にふさわしい「新しい日本型安心社会」を実現していくためのビジョンづくりを目指して、自民党の正式な機関としてこの研究会をつくりました。
会長には与謝野馨先生。事務局長は大村。第1回は3月11日(木)、社会保障国民会議座長・東大教授の吉川洋先生を講師にお招きして、幅広く意見交換。
第2回は、3月18日(木)、安心社会実現会議事務局長の増田寛也先生(元総務大臣、岩手県知事)を講師にお招きして意見交換。
第3回は、3月26日(金)社会保障国民会議の雇用・年金分科会座長の清家篤慶応大塾長を講師に、主に雇用の面から少子高齢化社会への対応などについて議論。
◎最近は、別の観点からも大変注目されていますが、この研究会は、あくまでも純粋に、日本の目指すべき国家像として、雇用と社会保障の機能強化を通じて安心できる社会を築き、日本の活力を生み出す。
そのために具体的に何を目標に掲げ、何を実行すべきかを議論し、打ち出そうというもの。骨太のビジョンを作成します。