大村ひであき活動レポート(2010年5月20日号)
2010/5/20 - PM2:14【5月18日(火) B型肝炎訴訟の原告団と面談】
○夕方6時からB型肝炎訴訟原告団の皆さんと厚生労働委員会のメンバー、そして長妻大臣はじめ政府の面々との面談。かねてから大村が言ってきたことが実現。そのことは評価したいと思うが、中身がいけない。まず冒頭の挨拶だけでマスコミはシャットアウト。当然原告団から抗議。
○結局4人の方の訴えは非公開。一番大事なことを隠す必要があったのか疑問。こうした段取りを我々に全く相談せず、民主党だけで勝手にやっている。われわれには只6時に来てくれと言っただけ。2年半前のC型肝炎で原告団と舛添大臣との面談を私がセットした時は与野党で事前に相談してきちんとやった。
○こんな一方的なやり方は極めて遺憾。原告団が面談後の記者会見で言っていたように選挙目当てのパフォーマンスととられても仕方ないのでは。そして一番遺憾なのは長妻大臣の締めくくりの発言。「原告団の皆さんの声は、仙谷大臣、鳩山総理に伝え、内閣全体で誠実に協議していきます。よろしくご指導お願い申し上げます。」あまりにも冷たい官僚的答弁にびっくりしました。現に役所が作った答弁書を棒読みしていましたが、こんなことしか言えないのだったら、何でこの場をセットしたのだろうと率直に思いました。すかさず原告団から「それだけ?」との発言が。さらに謝罪を求める声も。
○最後に各党から発言があり、大村からは、「今日の原告団の皆さんのご意志をしっかりと受け止め、直接の協議の場を設けるべき。これまで国会質問でも言ってきたように、一日も早く解決策、救済策を提示すべき。」と申し上げました。面談後の原告団の記者会見では相当厳しい声が出たようです。
○今回の民主党のやり方は極めて遺憾です。長妻大臣のただひたすら役所の答弁書を読む対応はもっと遺憾です。この問題は、超党派で国会全体として取り組み、解決していくべき問題だと思います。C型肝炎問題に携わった自分は、これからもこの問題の全面解決に向けて全力で取り組んでまいります。