大村ひであきブログ

Archive for September, 2024

2024-09-13 のつぶやき

Friday, September 13th, 2024
  • ①ペルーのフジモリ元大統領が逝去されたとの報に接し、心から哀悼の意を表します。 フジモリ元大統領は、1990年に日系人として初めてペルーの大統領に就任され、同国の発展に大きく貢献されました。 また、愛知県との関わりも深く、在任中の1991年と1992年の2度、本県をご訪問されています。
  • ②1992年には、前年にフジモリ大統領から学校建設の支援要請を受けたことをきっかけにして、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所、愛知県国際交流協会等が共同で募った寄附金をもとに、ペルー・リマ郊外に「アイチ・ナゴヤ学校」が開校しています。
  • ③昨年、私が、歴代の愛知県知事として初めてペルーを訪問した際には、「アイチ・ナゴヤ学校」を見学させて頂き、1,400人の子どもたちの熱烈な歓迎を受けました。
  • ④教室でペルーの子どもたちが楽しく学ぶ様子を拝見し、「アイチ・ナゴヤ学校」が、ペルーの子どもたちの教育という重要な使命を果たし、地域社会に大きく貢献していることを大変誇りに思います。
  • ⑤現在、愛知県内には、全国最多約8千人のペルー人の方がお住まいになっており、総領事館も設置されるなど、愛知県とペルーは大変深い関係にあります。 今後も、ペルーとの交流を進めて参ります。
    https://x.com/ohmura_hideaki/status/1834483661221364185
  • ①次の訪問国ドイツに移動し、現地9月12日午後2時30分から、ボン市の「DHL Group」本社を訪問。 「DHL Group」では、中部経済連合会の水野会長、中部国際空港(株)の犬塚社長と一緒に、「DHL Group」のマイヤーCEO、「DHL Express」のピアソンCEO、コブEVPと面談し、エアポートセールスを行いました。
  • ②最初に、私から、「DHL Group」が中部国際空港の国際貨物運送の中心的役割を果たして頂いていることに感謝を申し上げた後、製造品出荷額等46年連続全国一の愛知県を始めとする中部地域は、今後も、航空貨物の輸送需要が見込まれることなどを説明しました。
  • ③また、続けて、私から、「中部国際空港には、日本で唯一、空港内に「DHL Group」のゲートウェイ(大規模物流拠点)がある。税関手続の簡素化が可能な総合保税区域を設けるなど、非常に利便性も高いので、更なる活用をお願いする。」と申し上げました。
  • ④そして、「現在、「DHL Group」には、香港-中部-シンシナティを中心に国際貨物便を運航して頂いているが、今後、更に需要が見込まれる欧州直行便を新規に開設して頂くことをお願いする。」と要請しました。
  • ⑤これに対し、マイヤーCEOからは、「知事及び経済界、空港会社の皆様にお越し頂き感謝する。中部国際空港への便を増やしていくことを前向きに考えたい。」と、心強い言葉を頂きました。
  • ⑥続いて、「DHL Express」のピアソンCEOから、「愛知県は自動車産業を始めとした製造業の中心であると認識している。施設の拡大には物量が重要である。」との発言がありました。
  • ⑦また、「DHL Express」のコブEVPからは、「中部国際空港では、SAF(持続可能な航空燃料)が調達できることが決まり、アジアで初めてのSAF利用拠点となり、期待している。」との発言がありました。
  • ⑧そして、最後に、私から、「EU地域は愛知県の企業が多数進出し、投資を行っているため、今後更なる需要増が見込まれる。欧州直行便について、ぜひ前向きに検討して頂きたい。」と申し上げました。
  • ⑨今後も、中部国際空港の貨物路線の充実に向け、しっかりと取り組んで参ります。 「DHL Group」のマイヤーCEO、「DHL Express」のピアソンCEO、コブEVPと。 ご同行頂いた、中部経済連合会の水野会長、中部国際空港株式会社の犬塚代表取締役社長と一緒に。 「DHL Group」本社にて。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834489651819958596
  • ①午後5時、「ケルンメッセ国際見本市会場」を訪問し、世界有数の国際見本市会社「ケルンメッセ」のベーゼCEOと面談しました。 「ケルンメッセ」では、毎年2,000件以上の見本市や国際会議を主催・運営しており、特に、主催する見本市は、25の産業分野にわたり、世界トップの規模と実力を誇ります。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834490041466486977
  • ②面談の冒頭、ベーゼCEOから、「以前、愛知でお会いしたが、ケルンメッセ創立100周年の記念すべき年に、ケルンでまたお会いできて大変嬉しい。」と歓迎の言葉を頂きました。 これに対し、私からは、ケルンメッセ創立100周年に対するお祝いと、ケルンメッセを訪問できた喜びをお伝えしました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834490047070175712
  • ③そして、11月に開催される、世界最古のコンテンポラリーアートフェア「アートケルン」において、国際芸術祭「あいち2025」のPRブースを開設できることに感謝を申し上げ、「世界中の多くの方に、フール・アル・カシミ氏が芸術監督を務める「あいち2025」に関心をもって頂きたい。」と申し上げました。
  • ④また、私から、「将来、「ケルンメッセ」に、愛知でアートフェアなどの国際展示会を開催して頂けるとありがたい。」と申し上げました。 「ケルンメッセ」からは、「今年の「アートケルン」は、世界中のどこのアートフェアとも日程が重ならず、多くの来訪者が期待される。」との説明がありました。
  • ⑤最後に、ベーゼCEOから、「来年4月に日本を訪問するので、またお会いしたい。」との発言があり、私から、「その際は、ぜひ愛知にもお越し頂き、ジブリパークにご来場頂きたい。」と申し上げ、来県をお誘いしました。
  • ⑥面談後、ケルンメッセの中で最も新しく、環境にも配慮した複合施設「Confex」や、11月に開催される「アートケルン」において国際芸術祭「あいち2025」のPRブースを設置する、「ケルンメッセ国際見本市会場」の「ホール11」を視察しました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834490062685479242
  • ⑦「ケルンメッセ」のオクター展示部長、フグ アートケルン・アートディレクター、アゲルト アートケルン・オペレーションディレクターと。 「ケルンメッセ国際見本市会場」にて。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834490069337645200

2024-09-12 のつぶやき

Thursday, September 12th, 2024
  • ①現地9月11日はフランス・オクシタニー地域圏に移動し、午前11時から、トゥールーズ市にあるスタートアップ支援施設「Nubbo」を訪問しました。 「Nubbo」は、オクシタニー地域での革新的企業の創出をサポートするため、2000年に設立されたフランス初のミッション主導型インキュベーション施設です。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834150443381129249
  • ②訪問先では、オクシタニー地域圏政府のペルフィグ副議長、「Nubbo」のジョルジュ プロジェクトマネージャー、欧州最大の航空宇宙分野のクラスター「Aerospace Valley」のシャンパーニ マネージャー、航空宇宙高等学院「ISAE SPAERO」のクルッツェル主任と面談しました。
  • ③面談では、まず私から、愛知県では自動車・航空宇宙・ロボット産業が集積しており、スタートアップ支援にも注力していることや、10月にオープンする「STATION Ai」をご紹介し、「今後も、オクシタニー地域圏と航空宇宙、スタートアップ、AIの分野などで連携していきたい。」と申し上げました。
  • ④これに対し、ペルフィグ副議長からは、「オクシタニー地域圏には、航空宇宙関係だけでなく、AIや自動運転、水素エネルギーを軸とするモビリティ関連企業も多く、それらの分野での協力を進めていきたい。」との発言がありました。
  • ⑤続いて、「Nubbo」のジョルジュ プロジェクトマネージャーから、初期段階のスタートアップに対して個別のプログラムを組んで支援していることや、入居スタートアップの5年後の生存率が83%と高いことなど、「Nubbo」の概要や取組についてご紹介頂きました。
  • ⑥また、ジョルジュ プロジェクトマネージャーからは、「Nubbo」と「STATION Ai」の交流による相乗効果が期待できるとして、「今後、入居スタートアップにSTATION Aiを紹介していく。」との発言がありました。
  • ⑦次に、「Aerospace Valley」のシャンパーニ マネージャーから、成熟度の高いスタートアップを対象とした資金調達支援やプロジェクトの市場投入支援、会員企業をエコシステムに組み入れるためのネットワーク構築機会の提供など、「Aerospace Valley」の取組をご紹介頂きました。
  • ⑧さらに、「ISAE SPAERO」のクルッツェル主任から、「ISAE SPAERO」では、2022年に、航空宇宙・国防の分野でのイノベーション創出のためのインキュベーション施設「innov space」を設立し、学生に対して3年間のプログラムを無償で提供していることをご説明頂きました。
  • ⑨その後、出席者の皆様と、各施設が提供しているプロジェクトの具体的な運営方法や、国や地域圏との関係性、研究機関との連携状況などについて、さらに詳しく意見交換や質疑応答を行い、今後も両地域のスタートアップ支援に関する取組について、相互理解と連携を深めていくことを確認しました。
  • ⑩オクシタニー地域圏政府のペルフィグ副議長、「Nubbo」のジョルジュ プロジェクトマネージャー、「Aerospace Valley」のシャンパーニ マネージャー、「ISAE SPAERO」のクルッツェル主任始め出席者の皆様と。 同行頂いた、北川駐マルセイユ日本国総領事と一緒に。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834150470451085586
  • ⑪今後も、オクシタニー地域圏との連携・交流を一層深めて参ります。 オクシタニー地域圏政府のペルフィグ副議長、北川駐マルセイユ日本国総領事と。 「Nubbo」が入居する複合施設「LaCite」の前で。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834150477422101007
  • ①午後2時から、トゥールーズ市にある、モビリティ、輸送、ロボット工学を対象とした人工知能研究所「ANITI」を訪問し、学術委員会長のグラットン教授と面談しました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834150704153592071
  • ②「ANITI」は、約50の学術・産業・機関パートナーとのネットワークを基盤に、約200人の研究者、研究教授、研究エンジニアを擁する研究所であり、データと推論を組み合わせた「ハイブリッドAI」と呼ばれる新世代の人工知能の研究開発を行っています。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834150711040634899
  • ③面談では、グラットン教授から、「ANITI」について、フランスに9つある国立研究機関のうちの1つであり、大学と民間の連携を推進していることが特徴であること、生成AIの分野では、地域の強みである航空宇宙分野に導入できるレベルの信頼性のあるAIの研究に注力していることなどをご説明頂きました。
  • ④また、グラットン教授は、「ANITI」がオープンソースとして公開している研究内容の「STATION Ai」会員スタートアップによる活用や、「ANITI」に参加している企業と「STATION Ai」会員スタートアップとの連携の可能性に期待を寄せられました。
  • ⑤「ANITI」の学術委員会長のグラットン教授と。 同行頂いた、オクシタニー地域圏政府のペルフィグ副議長、北川駐マルセイユ日本国総領事と一緒に。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834150724856627296
  • ①午後2時から、トゥールーズ市にある、モビリティ、輸送、ロボット工学を対象とした人工知能研究所「ANITI」を訪問し、学術委員会長のグラットン教授と面談しました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834150704153592071
  • ②「ANITI」は、約50の学術・産業・機関パートナーとのネットワークを基盤に、約200人の研究者、研究教授、研究エンジニアを擁する研究所であり、データと推論を組み合わせた「ハイブリッドAI」と呼ばれる新世代の人工知能の研究開発を行っています。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834150711040634899
  • ③面談では、グラットン教授から、「ANITI」について、フランスに9つある国立研究機関のうちの1つであり、大学と民間の連携を推進していることが特徴であること、生成AIの分野では、地域の強みである航空宇宙分野に導入できるレベルの信頼性のあるAIの研究に注力していることなどをご説明頂きました。
  • ④また、グラットン教授は、「ANITI」がオープンソースとして公開している研究内容の「STATION Ai」会員スタートアップによる活用や、「ANITI」に参加している企業と「STATION Ai」会員スタートアップとの連携の可能性に期待を寄せられました。
  • ⑤「ANITI」の学術委員会長のグラットン教授と。 同行頂いた、オクシタニー地域圏政府のペルフィグ副議長、北川駐マルセイユ日本国総領事と一緒に。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834150724856627296
  • ①午後3時から、トゥールーズ市にあるハイブリッドeVTOL(電動垂直離着陸機)の開発企業「Ascendance Flight Technologies」を訪問しました。 訪問先では、ジョセフィーヌ広報部長と面談し、独自のハイブリッド電気推進技術や、航空機の脱炭素化に向けた取組をご説明頂きました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834151022920675832
  • ②私からは、「オクシタニー地域圏政府とは友好交流及び相互協力に関する覚書を結び、航空宇宙産業を中心に交流を重ねている。12月のエアロマート・トゥールーズには県内企業も参加する。」と愛知県の取組を紹介するとともに、航空機の脱炭素化の取組について「素晴らしい取組だ。」と申し上げました。
  • ③面談後、試作機などが展示されているショールームを見学し、ハイブリッド技術の詳細や今後の生産体制など様々な質問をしました。 特に、EASA(欧州航空安全機関)との認証取得の手続については、ジョセフィーヌ広報部長から「既に技術的な説明段階に入っている。」と自信を込めた説明がありました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834151037055500785
  • ④最後に、私から、「2028年の事業化という目標に向かって前進することを期待する。グッドラック。」とお伝えしました。 「Ascendance Flight Technologies」の取組を参考にしながら、引き続き、「空と道がつながる愛知モデル2030」などの取組をしっかりと推進して参ります。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834151040750354582
  • ⑤ジョセフィーヌ広報部長始め「Ascendance Flight Technologies」の皆様と。 同行頂いた、オクシタニー地域圏政府のペルフィグ副議長、北川駐マルセイユ日本国総領事と一緒に。 「Ascendance Flight Technologies本社」にて。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834151049093152780
  • ①午後6時から、オクシタニー地域圏政府庁舎を訪問し、2018年6月に「友好交流及び相互協力に関する覚書」を締結した、オクシタニー地域圏政府のデルガ議長と面談しました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834151549402026301
  • ②面談の冒頭、私から、昨日、ミッテラン仏大統領の特別補佐などの要職を歴任してこられた、世界的に著名な経済学者であるジャック・アタリ氏と面談した際に、アタリ氏がデルガ議長と大変親しいと発言されたことをお伝えしたところ、デルガ議長がその場でアタリ氏と連絡を取り、話が大いに弾みました。
  • ③面談では、私から、3月のSMS開催に合わせて来県頂いたことに感謝を申し上げました。 また、昨年は「エアロマート名古屋」にオクシタニー地域圏から参加頂き、今年は「エアロマート・トゥールーズ」に愛知から参加すること等に触れ、「相互訪問を通して交流を深めていきたい。」と申し上げました。
  • ④続けて、私から、「今年10月にオープンする「STATION Ai」は「STATION F」とアライアンスを組んで、世界のスタートアップをリードしていこうと取り組んでいる。今後はオクシタニー地域圏とも連携していきたい。」と申し上げました。
  • ⑤また、デルガ議長が次回来県される際には、「STATION Ai」と「ジブリパーク」をご案内することを提案しました。
  • ⑥これに対し、デルガ議長からは、「これからも地域間の協力を益々強化していきたい。エアロマートはお互いの地域の企業の新たな関係を構築できる良い機会となっている。」との発言がありました。
  • ⑦また、「水素にも注力しており、特にグリーン水素のエコシステム構築に向け実証施設を建設している。さらに当地域の強みである航空分野では、未来のモビリティに力を入れており、電動航空機の開発も進んでいる。こうした面も含め今後とも様々な面で連携していきたい。」と心強い言葉を頂きました。
  • ⑧さらに、デルガ議長からは、「来年春に大阪・関西万博に合わせて来日する予定であり、その際には、ぜひ愛知県を訪れ、STATION Aiとジブリパークを訪問したい。」と応じて頂きました。
  • ⑨これを受け、私から、「愛知県は2005年に愛知万博を開催しており、来年は20周年記念事業を行う予定である。愛知を大阪・関西万博のサテライトと位置づけ、様々なイベントを開催するので、大阪・関西万博とセットでお越しいただきたい。」と申し上げました。
  • ⑩また、デルガ議長から、「オクシタニー日本週間」というイベントを通じ、新たに文化面での協力を強化したいとの意向が示されるとともに、教育分野での協力の重要性に触れ、モンペリエにオープンしたインターナショナルスクールで日本語教育が受けられるようになったことなどをご紹介頂きました。
  • ⑪さらに話題は、昨年のラグビーワールドカップにおいて、トゥールーズで合宿した日本代表チームのことにも及ぶなど、終始和やかな雰囲気で面談が進み、今後も、両地域の連携関係をさらに強化していくことを確認しました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834151577386713188
  • ⑫オクシタニー地域圏政府のデルガ議長、ペルフィグ副議長と。 同行頂いた、北川駐マルセイユ日本国総領事と一緒に。 オクシタニー地域圏政府庁舎にて。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834151585087455484