大村ひであきブログ

2024-09-14 のつぶやき

2024/9/14 - PM11:59
  • ①現地9月13日午前9時から、ゲルゼンキルヘン市にあるヴェストファーレン大学にて、同大学発の水素関連スタートアップ「ハイドロジェニア」を訪問し、ポデレシュニーCEOと面談しました。 「ハイドロジェニア」では、燃料電池や水電解装置の電極触媒材の開発・製造に取り組んでいます。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834844989987471402
  • ②面談では、まず、ポデレシュニーCEOから、「ハイドロジェニア」の取組状況について、「会社としては立ち上げたばかりだが、独自に開発した触媒と量産化技術により、既に製品を販売している。大学の全面的なサポートを受けて事業ができている。」とご説明頂きました。
  • ③私からは、「愛知県では水素を活用する多くのプロジェクトに取り組んでいる。」と、愛知県の水素関連施策を紹介するとともに、「皆さんのプロジェクトが大きく成功することを期待している。」と申し上げました。 また、面談後には、ポデレシュニーCEOの案内で、試験設備や生産設備を視察しました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834844997767872858
  • ④ポデレシュニーCEO始め「ハイドロジェニア」の皆様と。 ヴェストファーレン大学にて。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834845004482986495
  • ①午後1時10分から、デュッセルドルフ市にあるノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州議会にて、NRW州のヴュスト首相と面談しました。 NRW州とは、昨年7月に私が訪問した際に、スタートアップ、水素・再生エネルギー、文化・芸術の3分野で連携していくことに合意し、様々な取組を進めています。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834845456360493251
    ②面談では、まず、ヴュスト首相から、今回の訪問に対する歓迎と、これまで愛知県とNRW州との連携が着実に進展していることに対する感謝の言葉を頂きました。 私からは、この1年間の連携の具体的な成果をご説明するとともに、それぞれの分野での今後の取組の方向性について提案しました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834845461372715425
  • ③「スタートアップ」分野では、今年10月にオープンを迎える「STATION Ai」を拠点としたスタートアップイベントの開催や、NRW州で開催される展示会「Future Tech Fest」への愛知県スタートアップの参加促進を図ることで合意しました。
  • ④「水素・再生エネルギー」分野では、モビリティや産業分野での水素活用に関する意見交換の継続的な実施と、両地域の政府や企業の取組を紹介するセミナーなどを実施することで合意しました。
  • ⑤「文化・芸術」分野では、NRW州内の美術館と愛知県美術館との学芸員の相互交流や、NRW州立劇場と愛知県芸術劇場との連携について、引き続き、具体的な連携策を協議していくことで合意しました。
  • ⑥また、「知の拠点あいち」で産学行政により実施している「知の拠点あいち重点研究プロジェクト」において、NRW州アーヘン市に拠点を置く「フラウンホーファー研究機構」などと連携し、プロジェクトを事業化する力となる大学や研究機関、民間企業とのマッチングを実施していくことでも合意しました。
  • ⑦ヴュスト首相からは、「政治が旗振りをする事は重要だが、実行が伴わないと意味がない。その点、着実に連携を推進する大村知事の実行力に敬意を表したい。愛知県とNRW州は似ている所が多いが、異なる部分も多い。その差を埋めるような取組を互いに推進していきたい。」との発言がありました。
  • ⑧これに対し、私からは、「愛知県とNRW州は、いずれも国の産業・工業の中心地であり、カーボンニュートラルやイノベーションといった分野の共通したミッションを持っている。」と申し上げました。
  • ⑨また、「各分野において、こうした連携を積み重ねていくことで、両地域がさらに強固な関係を築き、ともに発展していくことを期待している。」と申し上げたところ、ヴュスト首相にも賛同頂き、今後、両地域のさらなる連携強化に向け、次のステップに繋がる取組を推進していくことで合意しました。
  • ⑩今後も、スタートアップ、水素・再生エネルギー、文化・芸術など、幅広い分野での交流・連携を推進し、両地域の発展に繋げて参ります。 ノルトライン=ヴェストファーレン州のヴュスト首相と。 NRW州議会にて。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834845484420415745
  • ①午後2時50分から、エッセン市にて、水素関連スタートアップと企業や研究機関等を繋ぐイノベーションクラスターの形成を目指す水素関連スタートアップ支援団体「H2UB(エイチ・ツー・ハブ)」を訪問し、カルクマンCEOとエッセン市経済振興公社のタイゼン プロジェクトディレクターと面談しました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834845823420842316
  • ②面談では、まず私から、「愛知県とNRW州は産業の集積地という点で多くの共通点があり、スタートアップ支援やカーボンニュートラルの実現という共通の課題がある。連携して取り組んでいかなくてはいけない。」と申し上げました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834845828852375946
  • ③これに対し、タイゼン プロジェクトディレクターからは、「エッセン市には鉄鋼業等の大手企業が立地しており、スタートアップが大手企業と組み、事業をスケールアップしやすい環境にある。」とご説明頂きました。
  • ④カルクマンCEOからは、「H2UBは、欧州最大の水素関連のイノベーションハブを目指しており、企業やスタートアップの課題を解決するプラットフォームにしたい。また、H2UBの入居施設を管理する「BRYCK(ブリック)」は、AIやヘルスケア等の分野のスタートアップを支援している。」とご説明頂きました。
  • ⑤また、カルクマンCEOから、「大企業が取り組みにくい課題をスタートアップが担うような補完的な関係性の構築が重要。多くの国際連携をしているSTATION Aiと連携していきたい。」との発言があり、私から、「全く同じ意見である。」と応じました。 面談後には、カルクマンCEO に施設を案内頂きました。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834845840290332858
  • ⑥今後、「H2UB」とも連携しながら、水素関連の取組やスタートアップ支援の取組を一層推進して参ります。 「H2UB」のカルクマンCEOと。 「H2UB」にて。
    https://x.com/ohmura_jimusho_/status/1834845846246220007
  • ①今回のフランス・ドイツ渡航では、「2028年技能五輪国際大会」の日本・愛知での開催が決定するとともに、フランスのAuRA地域圏やオクシタニー地域圏、STATION F、ドイツのNRW州などとのネットワークをより強固なものとすることができ、中身の濃い、充実した内容となりました。
  • ②「2028年技能五輪国際大会」の開催に向けてしっかりと準備を進めるとともに、今後も、フランス・ドイツの各地域と経済、スタートアップ支援、水素、文化・芸術など幅広い分野での連携・交流を推進し、相互のさらなる発展に繋げて参ります。