大村ひであき活動レポート(2010年8月5日号)
2010/8/5 - AM10:20【8月3日(火) 衆・厚生労働委員会】
○社会保険病院52、厚生年金病院10の存続期限が9月末に切れるのを2年延長する法案を実質的に自民党から非公式に提案したものを民主党側が丸のみして可決。
○B型肝炎訴訟について、3月の和解勧告の後、5月に和解協議に入ってからも未だに何らの具体的な解決策、救済策も示されていない。これらの全体像を一日も早く示す責任が政権与党にはある。患者さんには時間がない。これでは時間稼ぎ、引きのばしではないか。責任感のかけらでもあるなら一日でも早く解決策を示すべきだ。
○7月28日発表された厚生労働省の職員アンケートでは、
・厚労相ら政務三役から、納得のいく指示が示されている。
→わずか1.0%
・おごりを感じる→48.0%
・自由記述では、「現実的なスケジュール感のない宿題が山ほど」
「政務三役と職員との連携がうまくとれていない」
「互いの不信感が著しい」
○まさに、組織としては末期的症状ではないか。こんなことで仕事が進んでいくと思っているのか。そもそも長妻さん、あなたのやり方は非常識だ。2008年3月25日の資料が手元にある。夜8時10分に明日の朝の7時30分までに1,541件の年金記録の資料を提出しろ(厳守)。という要求があった。
私は当時も筆頭理事で委員会理事会でこういったやり方は慎んで欲しいと抗議した。
さすがに大臣になって役所に入ったら、こんなやり方はやめただろうと思っていたら、何とまだ同じようなことをやっているというのが今回のアンケートで明らかになった。
職員だって人間ですよ。あなたの私兵、使用人ではないんだ。もっと常識を持って仕事に臨んでもらいたい。
こんなことでは、成果があがる訳ないじゃないか。何がワーク・ライフ・バランスだ。
言っていることとやっていることが無茶苦茶。ハチャメチャだ。
大いに反省してもらいたい。あなたは、28日の報告会では沈黙していたというが、それはどういうことか。認めたということか。
○政治主導を履き違えて、自分たちで勝手に一人芝居かキリキリ舞いをしていただけではないか。マネジメントが何もできずに政策が前に進まない。長妻氏は、官僚機構をのりこなすのだと言っていた。現実には拒否されているではないか。こんな状態で政策もビジョンもなく、何も前に進まない。年金でも医療でも何ら具体的な提案がなく10ヶ月間何も前に進んでいかない。これが民主党政治の正体であり、バケの皮がはがれた。大いに反省してまともな仕事のやり方に改めなければならない。できなければ今すぐ辞めなさい。解散総選挙でいつでも代わってあげます。